「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」

こんにちは。塾長の沖津です。
「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」をご存知ですか?

お子様と話をするときにこころがけるべきワードです。

「Iメッセージ」とは、主語が「私は~」となる言い方のこと。

「YOUメッセージ」とは、主語が「あなたは~」となる言い方のことです。

同じことを伝えているにも関わらず、「Iメッセージ」ののほうが「YOUメッセージ」よりも、受け取りやすい効果があるそうです。

例えば、勉強をしないお子様に対して
「勉強しなさい。」や、「勉強しないの?」

これは。「Iメッセージ」です。

この場合は、「勉強していない様子だと心配なんだよね」、「勉強している姿を見ると、お母さんも励まされるなあ」

などといいかえると「YOUメッセージ」に変わり、お子様が受け取りやすい言葉になります。

他にも、よく遅刻をしてくる学生や生徒に対して、

「よかった! 来てくれて。あんまり遅いから、途中で何かあったんじゃないかと思って、すごく心配だったんだよ。来てくれて安心した。こんな気持ちで待っているのはしんどいから、遅れる時は、メールをくれると嬉しいなあ」

とつたえると、「Iメッセージ」になります。

「心配」、「安心」、「しんどい」、「うれしい」など、「気持ち」を伝えられると、言われた方は、「じゃあ、次はこうした方がいいかも」と自ら考えようとします。

「次は遅れないでね」という「YOUメッセージ」よりも、よほど自発性を引き出します。

多少、言う側が我慢することもありますが
それがお子様のためと思ってチャレンジしてしてみてください!