コロナが中学受験に与える影響とは?

こんにちは、講師の久保田です。

 

今年は新型コロナウイルスの流行で、学校も塾もイレギュラーなやり方で授業が行われています。

 

特に、年明け後に受験を控える6年生にとってはかなり不安が大きいことと思います。

 

コロナによって中学受験にどのような影響が出るのか

 

またどのように対策をすればよいのか

 

今回はこの2点について書きたいと思います。

 

2020年中学受験への影響

 

①夏期講習と学校の両立が難しい

 

今年は緊急事態宣言で春休みが長くなったり、

分散登校がおこなわれたりなど、

学校での授業時間が減ってしまった分、多くの小学校で

夏休みが短縮されることになりました。

 

従来であれば、7月後半から8月にかけた期間は、

中学受験を控えた6年生は塾での講習を組み、追い込みを行う大切な時期に当たります。

 

しかし今年は、例年より夏休みが短いために、

学校から帰宅してすぐに塾に行くという小学生にとっては少しハードな期間になってしまいました。

 

②分散入試など入試日の変更がある

 

人気中堅校で知られる東京農業大学第一高等学校中等部は、一日に入試を3回に分ける分散入試を行うことを発表しました。

 

他の学校も、感染リスクとなる密を避けるために、

このような分散入試の実施や入試時間を短くするといった対応を行う可能性があります。

 

各校の問題傾向や問題難易度が大きく変わることはないと思われますが、

入試日程の変動には常に気を配る必要がありそうです。

 

 

③併願受験校が減る可能性

 

やはり感染リスクが高まる「通学」に時間のかかる学校が敬遠されることが考えられます。

 

自宅から比較的近い学校選びをする家庭が例年より増えることが予想されます。

 

またそれに伴って、1月に埼玉や千葉で入試の練習をしてから2月以降の本番に挑むといった戦術が、今年は例年に比べ採られにくくなりそうです。

 

2020年中学受験の対策

 

①やるべき勉強の取捨選択、睡眠時間の確保、食事

 

ただでさえ覚えることの多い中学受験。

 

小学校、塾の勉強の両立が大変厳しくなった今年は、

児童本人の体調が崩れやすい状況になりがちです。

 

宿題管理や栄養ある食事、睡眠時間の確保など、

例年以上に保護者のサポートが重要になります。

 

特に、宿題管理は重点的にサポートが必要でしょう。

 

さばききれないほど多くの勉強がある場合、今やるべき内容を見定めることが重要です。

 

 

②受験する学校の問題傾向を把握、偏差値幅を広く持つ

 

各校にはそれぞれ教育理念がありますし、新型コロナウイルスの影響で、

各校の問題傾向が突然極端に変わるということは考えにくいです。

 

そのため、対策としては例年通り、

受験する学校の過去問を繰り返し解きその学校の傾向を把握することだといえます。

 

ただし、先ほども言及したように入試日程の変動は免れないでしょう。

 

なので、各校の入試日程をこまめに確認し、

偏差値幅を広く持った状態でいつどこを受験するかという戦略を立てることが必要です。

 

 

 

 

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