勉強と睡眠

こんにちは。塾長の沖津です。

 

「寝てるときに覚えるから寝た方がいい。」と

 

聞いたこと、言ったことはありませんか?

 

間違いではないですが、ただ寝れば記憶が定着するわけではないのです。

 

レム睡眠ノンレム睡眠を聞いたことはあるでしょうか。

 

簡単に言うと、浅い眠りがレム睡眠、深い眠りがノンレム睡眠です。

 

人間は、このレム睡眠とノンレム睡眠を90分周期で繰り返しながら睡眠をとっています。

 

この話だけを聞くとノンレム睡眠を多くとれば健康に良さそうですよね。

 

実際にそれは正しいことです。

 

ノンレム睡眠を多くとると、脳を休めるいい睡眠がとれます!

 

ん?脳を休める?

 

そうです、深い睡眠であるノンレム睡眠を多くとると脳を休めてしまい、記憶を定着させることはできないのです。

 

では、睡眠によって記憶を定着させるためにはどうすればいいのでしょうか。

 

ノンレム睡眠ではなく、レム睡眠こそが、記憶を定着させる働きを持っているのです。

 

筑波大学などのチームが、マウスをつかった実験を行い、レム睡眠を増やすと記憶を定着させる脳波が強まることを発見しました。

 

では、どのようにしてレム睡眠を増やすのでしょうか。

 

単純に、眠りを浅い状態に保つこと。

 

明るい部屋で寝たり、寝る2~3時間前にカフェインを摂取すること。

 

こんなことやっていたら体調がおかしくなってしまいますね。

 

一番いいのは、勉強しているとき、30分くらい椅子に座ったまま居眠りをして休憩することです。

 

勉強で疲れたら、思い切って少し居眠りをしてみてください。覚えたことが忘れにくくなるでしょう。