大人の「日本語離れ」と子供の「国語離れ」

こんにちは。塾長の沖津です。

最近の日本人は「日本語離れ」と言われ、外国人の方が日本語を知っているのではないかと思うことも多々あります。

 

大人にいたっては、会社で使う英語を無理に使っていたり。

 

TVでも英語を多く使ったCMがあったり、ニュースがあったり。

 

英語に力を入れようとしていることは大事ですが、

 

それが子供たちの「国語離れ」を引き起こしていることも理解してほしいです。

 

というのは、国語の文章を、”誰がなにした”が分からないまま読み終えてしまい

 

結局何の話だったか分からない。という人が増えてきているように感じます。

 

国語の文章だけでなく、数学の文章問題や理科社会にも影響が出てきています。

 

問題文を読んでも、何を求めればいいのか分かっていない。

 

例えば数学の問題で、

 

「 y 座標を a を使って表しなさい」

 

という問題に対して、

 

「 a = 3 」

 

これはどういうことですか?

 

a を使って表しなさいと言われているのに、 a を求めている。

 

数学力ではなく、国語力の問題です。。

 

「国語離れ」がおきると、こういったことが平気であるのでこわいです。

 

どんな学問でも、基礎になるのが国語だと思っているので

 

保護者様にも、国語の大事さをお伝えするのですが

 

始めは、「国語って教えてもらって勉強しても。。」

 

という方が多いのが事実です。

 

その考えは1番学力を下げる言葉です。

 

国語こそ、1人で勉強できない教科ではないですか

 

大人の「日本語離れ」が子供の「国語離れ」を引き起こし

 

さらにはそれが子供の学力低下を引き起こす可能性を持っていることをお伝えしたいです。